2018-01-15 ペンキが乾きません

 今日は朝から雨です。日中30℃を軽く上回り日差しが強烈なタンザニアですが、ここムワンザは標高1000m超えのため、日が差さないとビックリすほど底冷えします。明け方や雨の日の気温は20℃台前半になり、フリースを羽織ったりします。
 ラボに着いたら共同研究者のMrosso氏から残念なお知らせ。長雨のため、補修した船に上塗りしたペンキが乾かず完了は午後になるとの事。残念ですが天候には勝てません。ラボでメール処理などしながら様子を伺いましたが、1月には珍しい長雨となり(そろそろ乾季に入る時期です)、これは調査に間に合わないなと判断してアシスタントに解散の連絡を入れました。ちょうど、使わせてもらっているTAFIRIの自動車の挙動に怪しいところがあるというのでメンテナンスに出してもらい、午後はラボに籠って不調だったタグガンの分解修理やホルマリン固定標本のボトル替えなどをして一日が終わりました。

ムワンザの長雨。タンザニアの四季は11月~12月の小雨季、1~2月の小乾季、3月~6月の大雨季、7月~10月の大乾季、という風に巡ります。ただし、雨期と言っても日本の梅雨のようにじとじと降り続けるわけではなく、日に1回か2回土砂降りに見合われる程度です
雨上がりの道路を横断するアリの大群。サスライアリ(アフリカ版軍隊アリ)の仲間でしょうか。働きアリが壁を作り、大きな兵隊アリが周囲を警戒する中、洪水のようにアリが移動していきます。シャワシャワという警戒音がします。この流れを遮って兵隊アリに噛まれるとものすごく痛いです
TAFIRI研究員が野外調査から戻り、漁獲物のナイルパーチを分けてくれました。さっそくゲストハウスに持ち帰ってハウスキーパーさんに調理を依頼。トマト煮になりました。ナイルパーチは白身魚の原料として世界中に輸出されるだけあって、癖がなくて食べやすいです

2018-01-16 「すぐ出来る」は明日できる 「明日できるは」いつになる?