2018-01-08 ムワンザへ!

 ダルエスサラームでの用事を終え、いよいよ調査地ビクトリア湖に面する都市ムワンザへ。朝6時の便ですが、ダルエスサラーム空港は何かと時間を食うので出発は4時。日の上がらない真っ暗なダルエスサラーム市街を抜け、眠い目をこすりながら空港に向かいます。(寝ぼけていたのか、FSのカギを持ったまま飛行機に乗ってしまいました。FS管理人さん、申し訳ありません……)
 空港では、同時刻発のドドマ行きの飛行機に誘導されかけたりと軽いネタを挟みつつ、小さなプロペラ機で定刻通りに離陸。機上で日の出を眺めつつ、定刻通り無事にムワンザに到着しました。

 ムワンザ空港では、TAFIRIムワンザ支所のドライバー、Makoye氏が迎えに来てくれました。先の調査でドライバーを勤めてくれていたMarco氏が引退したため、今回の調査の相棒は彼にお願いする事になります。先の調査でも何回か代役をお願いしており、馴染みの顔なので一安心。移動中車内で話した感じ、先代Marco氏より英語は苦手の様子。今後、たどたどしい英語とスワヒリ語のチャンガチャンガ(スワヒリ語で“混ぜこぜ”)で調査を進めていくことになります。
 空港を発ちムワンザ市街を抜けて、一路TAFIRI支所のあるNyegeziへ。中心街は10年前の名残を残しつつ、新しいビルが幾つも立ち並び活気を呈していましたが、市街を抜けると、前回の記憶とまったく変わらない風景が出迎えてくれます。舗装道を降り、こぼこのダートを抜けてようやくTAFIRI支所に到着。

Msiba支所長やMrosso研究員といった主要メンバーに挨拶し、明日の打ち合わせを約束してゲストハウスへ。外見は前回と変わりませんが、ボロボロだった内装がしっかり修繕されてきれいになっていました。後日聞いたのですが、日本人隊がまた来るというので急ぎリノベーションしてくれたのだそう。感謝しつつ、宿泊料がしっかり上乗せされているのに苦笑いしました。荷ほどきをした後TAFIRI敷地内を歩き回り、旧知のメンバーに再会しては長い挨拶を繰り返して(タンザニア人は大変話し好きです)ムワンザ初日は過ぎていきました。

2018-01-09 機材発掘&調査打ち合わせ