二階堂研で進めているプロジェクト,魚類における体透明化の分子メカニズムの共同研究者であるNg博士(シンガポール自然史博物館)より,透明ナマズおよび近縁群の組織標本を提供していただきました。本テーマを担当しているM2賈君とM1浦田君とで,サンプルの切り分け作業を行いました。
今回頂いたサンプルの中には,生息地が限られており極めて希少な種が複数含まれていました。このような標本を海外の研究機関とシェアすることは,天災や事故による紛失のリスクを低減させるという重要な意味も持っています。将来の研究展開を見据えて,DNA抽出用と保存用に切り分けて保存しました。近日中にDNAを抽出し解析を進める予定です。良い結果が出ますように!