タンザニア・フィールドレポート2023 その3

 Kimirei所長とのアポが取れたので,予定を変更して本日もTAFIRI本部へ。スケジュール的にギリギリでしたが,幸い(?)予約していた飛行機が遅延して夜の出発になったので,時間の余裕を持って面会できました。Kimirei所長とは,メールでのやり取りは何度もあったのですが直接面会は初めて。少し緊張しましたが,穏やかな人で打ち合わせもスムーズに完了しました。TAFIRI40周年式典を目前に控え極めて多忙な中で時間を取って頂きました,感謝です。

 ちなみに,Kimirei所長はタンザニア人では少数派のマサイ族の出身で,部族の有名通りごっつい体格でした。マサイ族は一般的に極めて細身長身で,勇敢な部族としてタンザニアでも知名度が高いです。

 1時間ほどの面会を終えて,いったんホテルに戻り荷造りをして一路空港へ。これまでの調査は全てヴィクトリア湖周辺で行っており,タンザニア北西部の街ムワンザを拠点にしていました。今回はマラウィ湖湖畔での予備調査を行うため,初の南部遠征です。初めての土地での調査は楽しみと不安の混ざった独特の高揚感があります。夕刻発の飛行機でMbeyaへ。空港ではTAFIRI Kyela支所からRuganoさんが迎えに来てくれました。Kyelaまでは車を飛ばして3時間ほどかかるので,今日はMbeya市内で一泊。明日はいよいよマラウィ湖畔の街Kyelaに到着です。